生まれて初めて見た雪

 「生まれて初めてみた雪」という投稿をインスタで見た。

 とても素敵な映像で男の子が天を仰ぎ、なんとも言えず嬉しそうに、

 白さ、冷たさ、ふわふわとした体感などに声を上げている。

 

 自分は初めて見た雪の日を思い出すことはできない。

 ただ、毎年、ちらほらと舞う初雪を見た時、何か心躍り、なんだかうれしくなる。

 ただ、そこにいることが貴重な時間に思え、何かに感謝している自分がいる。

 

 だから、きっと自分は初めて雪を見た時にとても幸せな気持ちだったのだろうと思う。

 そして、その男の子と同じように、親の愛情に包まれていたことを身体は覚えている。

 

 初めての体験はずっと感覚として身体に残り、身体は日々の新しいことに遭遇すると体験の倉庫から似通ったものを選び出し、感情や、感覚として再構築する。

 

 初めてお寿司を食べて美味しいと感じたら、ずっとお寿司は好きになうだろう。

 運悪くまずい寿司を最初に食べてしまったら、それを覆すのは容易ではない。

 身体は過去を生き、現在は新たな体験を過去の体験から編集したいまに置き換えていく。

 

 いま感じるこの世界をつくっているのは過去の身体の編集したもの。

 出来事を楽しくするのも、悲しくするのも、苦しくするのもあなたの手の内にある。

 

 最初の幼児体験は人生においてとてもとても大切な瞬間だ。

 

 生まれて初めてみた雪に感動する心は、私の生まれて初めてみた雪の瞬間にタイムスリップし、私の心はほのぼとなった。

 

 とても素敵な動画でした。

 

 

2026/2/3 [email protected]