稽古項目

 

 

各稽古は和室で行われます。教授者は稽古着を着用します。

稽古には予約が必要です。

予約及び稽古料金につきましては、日程表をご覧下さい。

 

 

⭕️個人教授

 〜まずは基本から、自分の中にひそむ古典的身体を発見しよう〜

 古典的日本の身体技法である動法及び内観を深めていく稽古となります。稽古を受ける方の身体観や稽古経験によって稽古内容は組み立てられます。100%身体を使いきり、毎日を送りたい方に、その技法を一緒に稽古していきます。

 稽古は和室で正座から始まりますが、近代に成長してきた私たちは正座の仕方をきちんと習って来ませんでした。きちっと座れでば身体は目覚め、気持ちよく身体がしまります。楽な姿勢ではなく中腰により、腰肚を練っているのですね。肚が座ることとはなるほどそういうことだったのか、柳腰とか腰が入るという表現も頷けるな。と日本の古人が愛した腰肚の意味を実際に体験してみましょう。ただ、長い時間やればいいというものではないので、自己流でやっていると、痺れを根性で我慢することになり、身体の歪みは固定化してしまいますので注意が必要です。

 次にはお辞儀の仕方も稽古してみましょうとなります。なるほど、これもただ頭を下げればいいものではないのだと、腰肚をみているとわかります。その次はこの動作は相手にどのように伝わっているか、稽古を通して感じてみましょう。というような感じで稽古は進めてまいります。その人その人により稽古の進め方は違ってまいります。

 

⭕️操法

 〜依存型からの脱却!継続すれば思いもしなかった先人が積み上げてきてくれた身体の彊さが浮き上がってくる〜

 静かな和室で互いに礼をし、座法、臥法により操法を受けます。しかし、それはそう見えるだけで、何度も受けていくうちに受ける方も身体を観ることにより、本当の操法は作動し始めるのです。これは巷の整体してもらう、リラクゼーションを受けるということを目的とした依存型とは違ったことです。サービスを受けるのではなく双方による稽古なのです。古典的な日本的動作(目にみえる動きも、目に見えない動きも含め)はすべて受動的です。しかし、意識的な受動では相互の感覚は作動しません。古の操法を受けるというのは、受動する感覚を磨き、カタの理念を会得し、カタが変化していく身体を観察し、そして余韻により実際に身体が変わっていくことにより、日々の生活が変わっていくということが要諦なのです。

 

⭕️動法

 〜人と人との関係性を古典から会得する。ご友人などと複数で稽古してみよう〜

 日本の古典文化での身体動作、身体感覚を再体験する稽古。これにより年少時から当たり前と思われた体ではない、新たな身体という発見、体験します。身体観が変わることで、日常が変わるということです。

 個人で参加される場合は個人教授となり、動法稽古はご友人などと複数人で参加いただきます。

稽古は、身体感覚の共有という古人が持っていた人間関係観などを実体験するものです。動法の基礎を学ぶとともに、腹腰を使い、身体の感覚を練り、カタによりどのように身体集注を扱ってきたか。

家 族、友人、仕事場で、日常の食事や掃除、芸事、徒歩、人と人とのふれ合い場面、共同作業、会話など様々な局面を想定しつつ、稽古を組み立てていきます。

 

⭕️動法茶道

 〜茶道を楽しみながら、動法を学ぶ身体と日本文化に興味をお持ちの方へのおすすめコース〜

 動法は日本的動作法の規範となるものですが、こちらは茶道の所作を動法的に分解し、茶道と通した動法という技法により腹腰に身体が集注するということを稽古します。この稽古を通し、お手前を単に覚えるのではなく、お手前を通じて中国から薬として渡ってきた茶をどのように日本の茶人が解釈、消化し、変形してきたのかを身体感覚で学びます。

 一例ですが、茶道では茶具を拝見するという所作があります。目利きという言葉はどのように解釈されますか?動法では目利きとは身体がどのように茶碗を見て感じたのかを重視します。だから見るのではなく観るのです。となるとどのように茶碗と相対すればいいのでしょうか?茶碗を感じるとは具体的にどういうことなのでしょうか?こういった稽古を実際に技法を示しながら進めていきます。日本文化として茶道に興味があるが今ひとつ社中になるのは考えてしまという方。従来から茶道を習われてきたが、身体動作としての作法を磨きたい方。新たな視点で改めて茶道のお作法を見直す機会になると思います。身体の使い方が変わると場の空気も一変します。

古人が愛でた静寂感を、伝統文化である茶道を通して知りたい方におすすめです。